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インテリジェントL2 PoEスイッチ
SWX2310P-28GT (LANポートロックバンドルモデル)
・初搭載「スタック機能」による冗長化
・セキュリティー機能の強化
・充実した管理/設定機能
・精度の高い端末の死活監視機能
・パフォーマンス観測
特徴
大規模ネットワーク構成例
スタック機能
ヤマハのネットワーク機器では初めてスタック機能を搭載しました。大規模ネットワークの構築の際、ネットワークの障害対策を目的として、経路だけでない機器の冗長化の手段として機能します。また、一般的なVRRPを用いる方法と比べて、待機スイッチが不要となるため、スイッチの利用効率を高めることができます。さらに、1台のスイッチのポート数では足りない場合に、仮想的に複数台のスイッチを1台のスイッチであるように動作させることで、ポートを容易に増設することが可能です。
※スタック機能を使用する場合には、別売りのダイレクトアタッチケーブル『YDAC-10G-1M』『YDAC-10G-3M』を使用してください。
セキュリティー機能の強化
より強固なセキュリティーが必要なネットワークに対応するため、インテリジェントL2スイッチ「SWX2300シリーズ」で採用したMACアドレス認証およびIEEE 802.1X認証に加え、新たにWeb認証に対応します。また、新たに認証機能の併用に対応し、1台のスイッチで複数の認証機能が使用可能です。さらに、MACアドレスをベースとした通信許可端末の制限を行うポートセキュリティー機能を搭載しており、通信を許可する端末をあらかじめ登録しておくことで、不正なアクセスがあった場合にパケット破棄やポートをシャットダウンさせることができます。
充実した管理/設定機能
WebGUIによる可視化機能「LANマップLight」を搭載しており、コマンド入力による設定ではなく、グラフィカルな画面でスイッチの設定が可能です。「LANマップLight」では、スイッチとは別に監視装置を用意する必要がなく、スイッチ単体でループや端末の異常状態などを確認することが可能です。コマンドによる設定は、業界標準のコマンド体系となっており、設定に際して、新たな学習は不要です。また、SNMPやRMONなどにも対応しているため、従来からの機器や設備でネットワーク監視を行うこともできます。さらに、当社スイッチ製品としてはmicroSDカードスロットを初めて搭載しました。内部に蓄積したデータのバックアップやファームウェアの起動・更新手段として、microSDカードが使用可能です。
精度の高い端末の死活監視機能
監視方法の組み合わせ(PING疎通確認、LLDP定期通信、受信スループット)による、高精度な端末の死活監視が可能です。異常検出時の動作(メール通知、SNMP/L2MSトラップ通知、PoE機器の再起動)も選択可能です。
パフォーマンス観測
CPUやメモリーの使用量、トラフィック量を定常的に観測。
大規模ネットワークの保守運用業務の負担となっている、機器の稼働状況や通信状況の把握を容易にします。また、期間(時間/日/週/月)ごとの変動データを1年分蓄積します。蓄積データやライブデータはダッシュボード画面で確認できます。蓄積データはmicroSDカードへのバックアップやPCへの保存も可能です。短期的な通信状況の把握や、長期的な需要予測、将来の設備設計に活用できます。
※データの蓄積にはmicroSDカードが必要です。
仕様
インターフェース |
LANポート数 | 24(1G/100M/10M)(※4) |
SFPスロット数 | - |
SFP+スロット数 | 4 |
microSDスロット | 1スロット(SDHC対応) |
コンソールポート | 1ポート(RJ-45)、1ポート(USB mini-B) |
オートネゴシエーション | 〇 |
Auto MDI/MDI-X | 〇 |
PoE |
PoE給電可能ポート | 24(ポート1〜24、IEEE802.3at 準拠) |
給電方式 | Alternative A(データ線 1、2、3、6 利用) |
最大給電能力(1 ポートあたり) | 30W |
最大給電能力(装置全体) | 370W |
性能 |
スイッチング容量 | 128Gbit/s |
転送能力 (※1) | 95.24Mpps |
レイテンシー (※2) | 1.5μs/2.7μs/5.6μs/36.9μs(10G/1G/100M/10M) |
最大MACアドレス登録数 | 16384 |
フレームバッファー | 1.5MB |
ジャンボフレーム対応サイズ | 最大10,240byte |
リンクアグリゲーション |
リンクアグリゲーション | スタティック設定、LACP(IEEE 802.3ad) |
Layer2 |
VLAN | ポートベースVLAN、タグVLAN(IEEE 802.1Q)、プライベートVLAN、Voice VLAN、マルチプルVLAN |
最大VLAN数 | 256(VLAN ID 1〜4,094) (※6) |
スパニングツリー | STP(IEEE 802.1D) (※5)、RSTP(IEEE 802.1w) (※5)、MSTP(IEEE 802.1s) |
ループ検出 | 〇 |
Layer3 |
基本設定 | ARP、IP interface(IPv4、IPv6)、ICMP(IPv4、IPv6)、DNSクライアント |
デフォルトG/W 冗長化 | - |
スタティックルーティング | 〇 |
ダイナミックルーティング | - |
IPマルチキャスト |
Layer2 | IGMP Snooping(v1/v2/v3)、MLD Snooping(v1/v2) |
Layer3 | - |
制御 |
ACL | IPv4 ACL、IPv6 ACL、MAC ACL |
QoS | 送信キュー割当て(CoS、DSCP、ポート優先度)、 ポリシーベースQoS(個別ポリサー、集約ポリサー)、プレマーキング(CoS、ToS、DSCP)、リマーキング(CoS、ToS、 DSCP)、スケジューリング(SP、WRR)、輻輳制御(Tail Drop)、シェーピング(ポート単位、送信キュー単位) |
フロー制御 | IEEE 802.3x(全二重)、バックプレッシャー(半二重)、HOLブロッキング防止 |
ストーム制御 | 〇 |
管理/設定 |
管理プロトコル | SNMP(v1/v2c/v3/Private MIB)、RMON(v1/v2) |
セキュリティー、認証機能 | ポート認証(IEEE 802.1X認証、MACアドレスベース認証)、Web認証、ダイナミックVLAN、ポートセキュリティ、RADIUSサーバー |
プログラム管理 | TFTPによる更新、Web GUIによる更新、microSDカードからの更新/起動 |
ロギング機能 | メモリに蓄積、SYSLOGでの出力、定期的なログのバックアップ機能 |
ログ記憶容量 | 最大10,000行 |
サポート機能 | ポートミラーリング、ポートシャットダウン、 リンクスピードダウンシフト、パケットカウンタ、省電力モード(IEEE 802.3az EEE)、DHCPクライアント、 時刻管理(手動設定、SNTP)、スケジュール機能、システム自己診断機能、ケーブル診断機能 |
L2MSマネージャー (※3) | L2MSエージェントの管理、LANマップLight(エージェント/端末管理、スナップショット、メール通知、機器一覧、タグVLAN設定、マルチプルVLAN設定、一覧マップ) |
L2MSエージェント (※3) | L2MSマネージャー(※3)の Web GUI による状態表示、ネットワーク構成表示 |
スタック | 〇(最大2台) |
CONFIGスイッチ | - |
設定手段 | Web GUIによる設定、コンソール/TELNET/SSHによるコマンドを使用した設定、TFTPによるダウンロード/アップロード、microSDカードからのコピー/起動、SDカードブート自動適用機能 |
GUIの推奨ブラウザー | ・Windows: Microsoft Edge、Google Chrome、Mozilla FireFox ・macOS: Safari・iPadOS: Safari(※7) |
ハードウェア |
状態表示インジケーター(前面) | POWER、microSD、MODE、LAN PORT、SFP+ PORT(PORT表示ランプはMODEボタンによりLINK/ACT(SPEED)、PoE、VLAN、STATUS設定を切替えて表示)、Stack ID |
動作環境条件 | 周囲温度 0〜50℃、周囲湿度 15〜80%(結露しないこと) |
電源 | AC100〜240V(50/60Hz) (※8)、電源内蔵(電源スイッチなし)、電源インレット(3極コネクター、C14タイプ) |
最大消費電力(皮相電力)、最大消費電流、発熱量 | 459W(468VA)、5.1A、1653kJ/h |
エネルギー消費効率(W/(Gbit/s)) | A区分 0.5(※9) |
最大実効伝送速度(Gbit/s) | 64(※9) |
測定時ポート速度とポート数 | 1Gbit/s: 24 (※9)、10Gbit/s: 4 |
筐体 | 金属筐体、ファン:4基 |
電波障害規格、環境負荷物質管理 | VCCIクラスA、RoHS対応、省エネ法準拠 |
外形寸法 | 440(W)×44(H)×294(D)(突起物を除く)mm |
質量(付属品含まず) | 3.9kg |
付属品 | 電源ケーブル(3ピンプラグ)、電源抜け防止金具、取扱説明書(保証書含)、レッグ、ダストカバー(SFP+スロット取付け済み)、ラックマウント用金具&ネジ |
オプション | RJ-45コンソールケーブル、SFPモジュール、SFP+モジュール、ダイレクトアタッチケーブル |
仕様対象ファームウェア | Rev.2.02.27(※10) |
(※1)フレームサイズ64Byte時(ノンブロッキング)です。
(※2)RFC2544に準じた測定値(ストア&フォワード方式、フレームサイズ64Byte)です。
(※3)L2MS(Layer2 Management Service)は、ヤマハネットワーク機器をレイヤー2レベルで管理する機能です。L2MSエージェント対応機種は、技術情報(RTpro)サイトにて公開しております。
(※4)1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-Tに対応しています。
(※5)STPおよびRSTPは、MSTPの下位互換により対応します。
(※6)VLAN ID 1はデフォルトVLAN IDです。
(※7)ブラウザーのバージョンは、最新バージョンにしてご利用いただくことを推奨します。また、最新のWebブラウザー対応状況は、技術情報(RTpro)サイトにて公開しております。
(※8)付属の電源ケーブルを使用する場合は、日本国内AC100Vのみ使用可能です。
(※9)「エネルギーの使用の合理化に関する法律」に基づくスイッチのエネルギー消費効率です。
(※10)最新プログラムは、技術情報(RTpro)サイト上に公開しております。
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