【特約】 本製品は原則としてご注文確定後のキャンセル・返品・別製品との交換は不可(不具合時の修理交換のみ可)です。購入前に仕様、対応システム、納期、ご希望商品かどうかをご確認ください。
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無線LANアクセスポイント
WLX313 (ケーブルバンド同梱モデル)
IEEE 802.11ac Wave 2 準拠
安定した通信のための機能を強化、トライバンド対応 無線LANアクセスポイント
・トライバンド対応
・接続台数の自動分散機能
・Fast DFS機能
・さまざまな設置環境に対応
・機能の継承
特徴
災害統一SSID 00000JAPAN の認定を取得
WLX313は、災害時統一SSID「00000JAPAN(注)」対応製品です。
SSIDを「00000JAPAN(注)」として、一般に無線通信環境を開放することができます。
注)無線LANビジネス推進連絡会(Wi-Biz)で推進する災害時統一SSIDを利用した公衆無線LANサービス
トライバンド対応
2.4GHz帯の無線LANチップを1つ、5GHz帯の無線LANチップを2つ搭載、3つの周波数帯を同時に利用可能です。
各周波数帯で最大50台ずつ、合計150台の無線LAN端末と通信できます。
接続台数の自動分散機能
1つの5GHz帯の無線LANチップに接続が集中し、通信が混雑してしまう状態を避けるために、5GHz帯の無線LANチップを2つ搭載し、接続する端末台数を分散させる機能を搭載しています。各無線LANチップに接続される端末を自動で均等にし、端末台数の偏りをなくすことで、通信速度の低下を防ぎ安定した通信が可能になります。
Fast DFS機能
一般的な5GHz帯の無線LANアクセスポイントは、気象・航空レーダー波を検出すると、DFS(Dynamic Frequency Selection)機能により、最大60秒間通信が切断されるのに対し、『WLX313』は2つの5GHz帯を有効に使うことで、検出後すぐに別のチャンネルへ切り替わる「Fast DFS」を搭載し、干渉発生時も快適で安定した通信を実現します。
キャプティブポータル機能
無線端末がアクセスポイントに接続したとき、指定したWebページ(キャプティブポータルページ)で認証が行われるまではそのページ以外はアクセスできないようにするキャプティブポータル機能に対応しています。キャプティポータルページは任意のカスタマイズが可能です。
さまざまな設置環境に対応
本体内蔵アンテナ、外部アンテナ、付属のショートポールアンテナの3種類に対応。このうち、本機前方に電波を送信する内蔵アンテナは、付属の壁掛け用ブラケットを使用し、壁や天井へ設置する場合に最適です。また、外部アンテナ端子は、電波受信の悪い環境や屋外での通信の際、別売りの外部アンテナを接続できます。さらに、部屋の中央への設置や大きな部屋への仮設には、水平方向にも電波を送信可能な付属のショートポールアンテナによって、本機を中心とする全方位に電波を送信できます。設置面では、付属の台座を使用することで、卓上設置も可能です。
機能の継承
・無線LANの「見える化」機能
・LANマップ対応
・無線LANコントローラー機能
・内蔵RADIUSサーバー
・認証局機能
無線LANの見える化機能に対応し、本機周辺の電波状況をWeb GUIで簡単に確認することができます。ヤマハルーターの「LANマップ」やスイッチ製品の「LANマップLight」へ接続している本機の設定管理や、本機に接続している端末の情報を確認することが可能です。また、無線LANコントローラー機能を搭載しており、コントローラーとして設定したWLX313で最大49台までの本機を設定・管理できます。さらに、RADIUSサーバーを搭載し、最大300件の端末をWPA/WPA2/WPA3エンタープライズ認証*が可能です。加えて、認証局も搭載し、EAP-TLS認証で使用する証明書を発行することで、本機単体で高度なセキュリティーシステムを構成します。
※EAP-PEAP(MSCHAPv2)、EAP-TLS、MACアドレス/接続SSID制限対応
無線LANの「見える化」機能
想定利用シーン学校内でのタブレット授業に最適な無線LAN環境を実現
トライバンドによる安定した通信や、無線LANの見える化による教室内や周辺電波状況の把握で、質の高いタブレット授業に最適な受信状態を維持します。また、証明書による認証に対応し、不正な端末の接続を未然に防ぎ、無線LANコントローラー機能によって各教室や校舎内での安定的な運用を実現します。さらに、本機は災害時モードを搭載しており、自治体施設や学校などが防災拠点となる場合には、Web GUIの災害時モードを「ONにする」ことで、避難者に対し、スマートフォンやタブレットなどによる安否確認や連絡に必要な専用の通信環境を提供します。
災害時モードの使用イメージ
ホテルでの使用に最適な無線LANアクセスポイント
ホテルなど多台数を設置する施設に最適です。各部屋や廊下に設置した無線LANアクセスポイントを管理可能なコントローラー機能や無線LANアクセスポイントの周辺の電波状態を確認できる無線LANの見える化機能に加え、無線LANアクセスポイントに接続した端末間だけでなく、異なる無線LANアクセスポイントに接続した端末間の通信も遮断する「AP間プライバシーセパレーター機能」も搭載しています。
ホテルでの使用イメージ
仕様
型番 | WLX313YC |
インターフェース |
LAN ポート | 1ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T、ストレート/クロス自動判別) |
コンソールポート(設定用) | 1ポート(RJ-45) (※2) |
USBポート | 1ポート(USB 2.0 Type-A、USBメモリに対応予定(※3)) |
メモリ |
Flash ROM | 256+8MB(ファームウェア:1組、コンフィグ:1組) |
RAM | 256MB |
無線 |
アンテナ | 2.4GHz/5GHz共用アンテナ2本、5GHz用アンテナ2本を本体に内蔵、外部アンテナ端子:2.4GHz/5GHz共用 x2、5GHz用 x2 (※4) |
MIMO方式 | 5GHz:MIMO(2x2、2ストリーム)、MU-MIMO(最大2ユーザー)、2.4GHz:MIMO(2x2,2ストリーム) |
2.4GHz帯 無線LAN規格 | IEEE 802.11b/g/n(最大伝送速度400Mbps) |
5GHz帯 無線LAN規格 | IEEE 802.11a/n/ac(最大伝送速度867Mbps) |
2.4GHz/5GHz 利用 | 同時利用可能 |
5GHz 対応周波数帯 | W52/W53/W56 |
アクセス方式 | インフラストラクチャーモード、WDSリピーターモード,WDSブリッジモード |
接続端末数 | 5GHz帯(1):最大50台、5GHz帯(2):最大50台、2.4GHz帯:最大50台、合計150台 |
セキュリティー |
認証方式 | オープン、Enhanced Open、PSK、WPA/WPA2/WPA3パーソナル、WPA/WPA2/WPA3エンタープライズ |
暗号化方式 | CCMP(AES)、TKIP、WEP(64bit/128bit),192-bitセキュリティーモード(※5) |
マルチ SSID | 5GHz 帯:最大8個、2.4GHz 帯:最大8個、合計16個 |
セキュリティー機能 | AP間プライバシーセパレーター、Any 接続拒否、MACアドレスフィルタリング(1VAPあたり最大256件)、パスワード設定、接続台数制限、送信出力調整機能、ステルス SSID、MAC認証機能 |
LAN |
タグ VLAN(IEEE 802.1Q) | ○ |
LAN機能 | - |
管理/設定 |
管理プロトコル | SNMP(v1/v2c/v3) |
ファームウェアの更新 | TFTPからのリビジョンアップ、Web GUI からのHTTPまたはローカルファイル指定によるリビジョンアップ/リビジョンダウン |
内蔵RADIUS サーバー | 最大300件、EAP-PEAP(MSCHAPv2)、EAP-TLS、MACアドレス/接続SSID制限対応 |
外部RADIUSサーバー対応 (IEEE 802.1X EAP認証) | EAP-TLS、EAP-TTLS/MSCHAPv2、PEAPv0/EAP-MSCHAPv2、PEAPv1/EAP-GTC、EAP-SIM、EAP-AKA、EAP-AKA Prime、EAP-FAST |
クライアント証明書発行 | ○ |
ロギング機能 | メモリに蓄積(50,000件)、SYSLOG での出力(コントローラー/メンバー共通) |
設定手段 | コンソール、TELNET、Web 設定画面、Web設定画面(HTTP)/TFTP によるダウンロード/アップロード、ヤマハルーターの Web GUI/ コマンドによるバックアップ |
GUIの推奨ブラウザー | ・Windows: Microsoft Edge、Internet Explorer 11、Google Chrome、Mozilla FireFox ・macOS: Safari ・iOS: Safari (※6) |
機能 | QoS (WMM[Wi-Fi Multimedia])、DHCP クライアント、DHCP サーバー、メール通知機能、NTP クライアント、スケジューリング機能 |
L2MSエージェント (※1) | L2MSマネージャー (※7) のWeb GUI/コマンドによる設定/状態表示/管理、ネットワーク構成表示、コンフィグの保存/復元、ゼロコンフィグ機能 |
拡張機能 | 無線の見える化ツール、 無線LANコントローラー機能(管理可能台数は最大49台)、範囲指定型自動チャンネル選択機能、自動チャンネル変更機能、電波出力自動調整機能、 LAN-無線 連動機能、無線通信平滑機能(エアタイム イコライザー)、バンドステアリング機能、接続台数自動分散(ロードバランス)機能、 Fast DFS機能、キャプティブポータル機能、災害時モード切替機能 |
ハードウェア |
状態表示インジケーター | 前面:3(POWER、WLAN、SLAVE)、天面 |
動作環境条件 | 周囲温度0〜50℃、周囲湿度15〜80%(結露しないこと) |
最大消費電力 | 20W |
最大消費電流 | 電源アダプター:AC100V (50/60Hz) 1.4A (※8)、PoE (IEEE 802.3at 準拠):DC36〜57V 0.4A |
発熱量 | 72kJ/h |
筐体 | 上面、底面共:プラスチック筐体、ファンレス |
電波障害規格、環境負荷物質管理 | VCCIクラスA、RoHS対応 |
外形寸法 | 201(W) x 44(H) x 241(D)mm(突起部含む) ※平置き、壁掛け、天井設置、卓上スタンド設置、VESA規格スタンド取付けが可能 |
質量 | 本体1045g(付属品含まず)、マウントパネル300g、卓上用台座95g、ワイヤースタンド 25g、ショートポールアンテナ 10g、電源アダプター(別売)300g |
付属品 | 冊子(取扱説明書(保証書含)、初期設定ガイド、設置ガイド)、外部アンテナ端子保護キャップ(本体に装着済み)、ショートポールアンテナ,配線部カバー,マウントパネル,ネジ,卓上用台座,壁面固定用補助金具,ワイヤースタンド |
オプション | 電源アダプター(YPS-12V3A)、PoEインジェクター(YPS-PoE-AT)、RJ-45 コンソールケーブル(YRC-RJ45C) |
デフォルトIPアドレス | DHCP自動取得 ※取得失敗時は192.168.100.240/24 |
仕様対象ファームウェア | Rev.18.00.12 (※9) |
保証期間 | 5年 |
(※1)L2MS(Layer2 Management Service)は、ヤマハネットワーク機器をレイヤー2レベルで管理する機能です。
(※2)別売りの RJ-45 コンソールケーブル「YRC-RJ45C」をご使用ください。
(※3)今後のファームウェアアップデートで対応予定です。
(※4)各端子が対応している周波数については、取扱説明書や本体底面の表示をご確認ください。初期設定では内蔵アンテナを使用する設定となっております。
(※5)WPA3エンタープライズ使用時のオプションとなります。
(※6)ブラウザーのバージョンは、最新バージョンにしてご利用いただくことを推奨します。また、最新のWebブラウザー対応状況は、技術情報(RTpro)サイトにて公開しております。
(※7)L2MSマネージャーに対応しているルーター/ファイアウォール/スイッチが別途必要です。L2MSマネージャー対応機種は、技術情報(RTpro)サイトにて公開しております。
(※8)必ず別売りの電源アダプター「YPS-12V3A」をご使用ください。
(※9)最新プログラムは、技術情報(RTpro)サイト上に公開しております。